2016年7月20日水曜日

ヴィーガン・フレンドりーな空港全米1位はロスアンゼルス(LAX)。最下位はミネアポリスだけれども、日本とは比べ物にならない程レベルが高い。

ロスアンゼルスが、ベスト・ヴィーガン。ミネアポリスは最下位
http://vegnews.com/articles/page.do?pageId=8117&catId=1


物質的・現世的快楽の追求をするためにあるような街・ロサンゼルスが、
最近やたらと、ヴィーガンとかベジの記事に出てきています。
先日も、ロスアンゼルス観光局の日本語ページで、
LAのベジバーガー特集が、2本連続で組まれていたし、
ハリウッドスター、セレブ御用達のお店の特集でも、
半分以上が、ベジタリアン又はマクロビ専門でした。


いちおう西海岸だし、リベラルで、内陸部(トランプさんを支持する人が多い州。ざっくり言うと。)よりかは意識は高いし、十数年前に住んでいた時にも、どのレストランでもベジ対応メニューは必ずあったけど、ここまで進化しているとは。


このランキングで最下位のミネアポリス空港も、「57あるレストランの中で、ベジタリアン・メニューを提供しているのは32店舗しかない!」そうです。もう、日本とは全然レベルが違うのですね。。。

2016年6月25日土曜日

外食産業の傾向


外食で4割がベジタリアン食 

米国で肉食離れなぜ進んだ?

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/184093


カリフォルニアでも、どのレストランにもベジタリアンメニュー


外国人に人気の国内レストラン2016 ベジタリアンやハラールが上位に 

 ―トリップアドバイザー

http://www.travelvoice.jp/20160621-69083



セレブの街ロスアンゼルスでも、ベジタリアンが急増しています。

LAで最高においしいベジ・バーガーを食べよう!

LAでチェックすべきベジタリアン料理8選!

LAでスターと遭遇できるレストラン!

紹介されているレストラン11軒のうち、3軒がビーガン・ベジタリアン・マクロビ専門です。
 

2015年10月28日水曜日

もはや肉食は時代遅れ 消え行くマクドナルド

ブルームバーグ(bloomburg.com)より
McDonald’s Plans to Shrink by 59 Locations This Year in U.S.

過去40年間で初めて、

閉店するマクドナルドの店舗の数が、開店する店舗の数を超えました。

時代の流れに合わない、ということですね。

時代は、より環境に対する意識の高い消費者によって引率されています。


これ以上のマクドナルドようなビジネスモデルを、地球が支えられない、

というのが実際ですが。

2015年10月6日火曜日

全人類必見!これからの世界の動向がここにあります。

やっと日本語の訳がつきました。

昨年にリリースされて、是非、日本でも紹介して欲しい!

と願っていました。


これは、全人類必見です。


2015年8月1日土曜日

アラブとユダヤ共同のヴィーガン・デモ(イスラエル)

宗教を超えて、アラブとユダヤを結ぶもの - 「コンパッション」
コンパッションにもとづくチョイスが、ベジタリアンやヴィーガン

ヴィーガニズムを訴えるデモに、アラブ人とイスラエル人約1000人が集まり、イスラエルの都市ハイファを共に行進しました。


今回のデモは、アラブ側、イスラエル側それぞれ別にあるアニマル・ライツ・センターが、共同企画し実現されました。

http://www.theveganwoman.com/jews-and-arabs-march-together-for-veganism-and-animal-rights/ より

環境や人間の基幹をなす感情「コンパッション」にもとづく客観的な選択「ヴィーガン」は、宗教や民族、文化を超えた、普遍的価値感なのです。



2015年7月30日木曜日

「ヴィーガン」がこれからのビジネスチャンス - 米Googleも積極的に乗り出し


Impossible Foods, Inc 社のウェブサイト

米グーグル(本社マウンテン・ヴュー)は、植物性の原材料だけでチーズバーガーを作る会社、Impossible Foods, Inc(http://impossiblefoods.com) を2億ドルから3億ドル(240億円から360億円)で買収する交渉をしていたのだそう。

しかし、Impossible Foods, Inc はより高い額を要求した為、交渉は成立せず。

環境に悪い動物性の食品に頼らず、持続可能な植物性の食品開発をするImpossible Foods, Inc 社には既に、ビル・ゲイツやグーグル社の役員トニー・ファーデルが出資しています。

https://www.theinformation.com/Google-Bid-for-Cheeseburger-Company-Impossible-Foods より

これと似たようなケースでは、ツイッターの共同投資者が、純植物性の食材を製造・販売する  ビヨンド・ミート(http://beyondmeat.com)に投資しています。

http://www.huffingtonpost.com/2012/06/14/beyond-meat-vegan-twitter-cofounders_n_1597973.html より

消費者の意識も動向も、より高い次元に向かっています。そしてアメリカの大企業がそれを率先して行く。ワクワクするモデルですね。


日本ではまだ、「畜産・食肉加工産業がなくなってしまうと経済がなりたたない」というしがらみに囚われた「お金儲け第一主義」の古い人達が、環境も道徳も省みずに肉食を正当化&美化して推進していますが、消費者の意識は、経済至上から、環境や道徳的価値に確実にシフトしています。


そして、ネパールの英断 アヒムサー(非暴力)のヒンドゥー文化が返ってきた

アヒムサーの勝利!


2007年から共産主義の政権によって「無宗教国家」と定められたネパールが、今年になって「無宗教」という言葉を取り除き、宗教の自由を認めることになりました。

実質的には国民の大多数のヒンドゥー教徒の、伝統に沿った文化的な生活を続けたい、という根強い要望が叶ったということです。

ネパールを旅行された人なら誰でも知っている共産党「マオイスト」の指導者達も、この決断が現実的だと悟っての改正です。

http://timesofindia.indiatimes.com/world/south-asia/Nepal-may-remove-secularism-from-new-constitution/articleshow/48242178.cms より

そして本題ですが、昨年(2014年)に、ネパール西部で5年に1回催される、50万頭の動物を殺して奉納するという祭事が行われた事に対し、インターネットを通じて世界中から批判の声が上がり、Change.orgといった、誰でも始められるネットの署名活動が世界中に広がりました。


話は反れますが、ノン・ヴェジの人達(主にクリスチャンとかムスリムとか仏教徒とか)は、約2分ごとに、50万頭の動物を殺しているのですけどね。2分間で50万頭殺している人達が、5年間に50万頭殺している人達を批判するのって、、、?
ベジタリアンのヒンドゥー叩きする前に、1週間に1回でも、ベジタリアンになってくれたほうが、より多くの動物を救えます。

世界で人間の嗜好と経済活動の為に、食肉用として殺される動物の数は、年間56億頭。
5年分だと280億頭です。
http://www.animalequality.net/food より

でもやっぱり、ネパールのような神聖な場所で、50万頭の動物が一気に殺されるのは、物議を醸しても仕方がない。ベジでアヒムサーのヒンドゥーの人達にとっても、受け入れ難い事実です。SNSを通して個人単位で情報が世界レベルで交換される時代。世界中から批判が集まりました。


しかし、300年近く続いた「伝統」であす。
伝統を守る人達がどう出るかを見ていると、、

「そうね、ヒムサー(暴力)は良くないよね」ということで、あっさり伝統に幕を閉じることを英断。めでたし!!
http://www.animalsaustralia.org/features/nepal-ends-worlds-largest-animal-sacrifice-event-gadhimai.php

最も破壊的な常套句は、「いままでずっとこのやり方でやってきたから」である。

しかし、この300年という数、ヒンドゥーの伝統と言うには、ちょっと日が浅すぎる。ヴェーダやプラーナにある伝統ではあり得ない。きっと、他の宗教からの影響と見なした方が良いでしょう。

それはどうであれ、ヒンドゥーの偉い所は、「ダルマって時と場所で解釈が変わるものだから」という教えなので、時代に合わないこと、特にアヒムサー(非暴力)に関わることは、フレキシブルに変えていくことです。

このフレキシビリティーを、他の宗教や国家も見習えば、地球はもっと平和な場所になるのですがね。

「アヒムサー・パラモー・ダルマハ(अहिंसा परमो धर्मः)」
非暴力が最上の価値である。
これがヒンドゥーが知っている、人類にとって一番普遍的な価値感です。

時代遅れな教義を掲げて、暴力で罪のない人々を死傷させたり、ましてや女子供も自爆させたりするのは、時代だけではなく、人類のあり方自体に反しています。

皆が幸せになってこそ、宗教が宗教、国家は国家の意味を成すのですけどね。
人類を恐怖に陥れるような宗教や国家って、その名にも相応しくないのです。