2015年7月30日木曜日

「ヴィーガン」がこれからのビジネスチャンス - 米Googleも積極的に乗り出し


Impossible Foods, Inc 社のウェブサイト

米グーグル(本社マウンテン・ヴュー)は、植物性の原材料だけでチーズバーガーを作る会社、Impossible Foods, Inc(http://impossiblefoods.com) を2億ドルから3億ドル(240億円から360億円)で買収する交渉をしていたのだそう。

しかし、Impossible Foods, Inc はより高い額を要求した為、交渉は成立せず。

環境に悪い動物性の食品に頼らず、持続可能な植物性の食品開発をするImpossible Foods, Inc 社には既に、ビル・ゲイツやグーグル社の役員トニー・ファーデルが出資しています。

https://www.theinformation.com/Google-Bid-for-Cheeseburger-Company-Impossible-Foods より

これと似たようなケースでは、ツイッターの共同投資者が、純植物性の食材を製造・販売する  ビヨンド・ミート(http://beyondmeat.com)に投資しています。

http://www.huffingtonpost.com/2012/06/14/beyond-meat-vegan-twitter-cofounders_n_1597973.html より

消費者の意識も動向も、より高い次元に向かっています。そしてアメリカの大企業がそれを率先して行く。ワクワクするモデルですね。


日本ではまだ、「畜産・食肉加工産業がなくなってしまうと経済がなりたたない」というしがらみに囚われた「お金儲け第一主義」の古い人達が、環境も道徳も省みずに肉食を正当化&美化して推進していますが、消費者の意識は、経済至上から、環境や道徳的価値に確実にシフトしています。